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簡単な感想とレポのブログ

「現代狂言」III、IV、V、VI、VII、VIII、IXと「HUG!~ステレオサウンズ」の感想やレポ

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千秋楽となった江刺公演話。
今までのようにアドリブとかセリフとか動きとかの変化が無かった公演でしたが、大きく違った点が1つありました。
それは、ラストの南原さんの「行かせない!」のセリフ。
セリフ自体は同じなのですが、南原さんの言い方というか演技。
今までは絞り出すような感じというか心の叫びという感じだったのですが、江刺公演ではソフトな感じですごくナチュラルというか普通に話すような自然なトーンだったんです。
でも、ちゃんと場内に響いていて、思わず「おおっ、巧い!」と心の中で叫んでしまいました。
SHA.LA.LA効果なのか解りませんが(笑)、私としてはこの南原さんの自然なトーンのセリフを聞けただけで、江刺まで行った甲斐があったなーと思っています。
私にとって江刺公演は、役者としての南原さんの進化を観ることができる公演でした。

江差公演話。
この日約4ヶ月ぶりに現代狂言を観たのですが、おかげでSHA.LA.LA公演にどっぷりハマっていたのから抜けられたというか、現実に戻って来られた気がします(笑)。
観終わって強く思ったのは、南原さんの作り出す世界、南原さんの笑いがすっごく好きだということ。
優しくて温かいけど厳しさと年相応の大人の目線がきちんとあって、いろいろな意味で観客を楽しませようというのがこちらにストレートに伝わってくる。
あれは、南原さんにしか作れないですよ。
いや、もう何か、ファンとしてこんな誇らしいことはないなーと心から思います。

この歌がずーっと頭の中で回っていて困っています(笑)。
えー、ということで、「III」「IV」同様、こちらもちょっとずつレポや感想を書いていきたいと思っています。
とりあえず、長崎公演の福岡公演から変わった部分をと思っているのですが、個人的にかなりビックリしたのはラストの島太郎の衣装ですよ。
福岡では白のフード付のスウェットだったのが白のジャージに変わっていました。
フード付な上にポケットに両手突っ込んでる座長が可愛かったのになー(涙)。

この歌も頭の中をぐるぐる回ります(笑)。
今回は『III』や『IV』のようにラストに「そうきたか」とか「やられたー」と思う話ではないですが、亀さんが息子というのにはビックリしました(笑)。
島太郎と一緒に「ええっ!?」と心の中で叫びましたよ(笑)。
『IV』に続いて未来の自分の子供と時を過ごす主人公。
『IV』では子供が親を選び、『V』では子供が親を引き合わせるんですね。
こういう発想ができるって素敵だなー。

今回は今までとはちょっと違った作品になってますよね。
たくさん笑いを取っていたアドリブコーナーが無くなった分、演劇色が強くなったというか。
歌が増えたりダンスや動きが多くなってエンターティメント性が強く感じられるようになったのも特徴ですね。
演劇色が強くなったのでテーマやメッセージがより強くこちらに伝わる。
ただ、笑いを求めて観にきた方は、違和感を感じるかもしれません。
福島公演では竜王様の「ここは福岡じゃ」(長崎では「ここは長崎じゃ」)のセリフが「ここは海の中じゃ」になっていたので、竜王様が登場してから島太郎が現代に戻るまでの間は笑いが全く無しでしたからね。
個人的には笑いが無い分スーッと自分の中に入ってくる感じがしたし、『六地蔵』がコントみたいで大笑いできるのでバランス的に良かったんじゃないかと思います。

「V」のことをいろいろ思い出す度に揺れるんですよ、感想が。
そういう意味では今作は問題作というか意欲作というか・・・(笑)。
一度変えたものを元に戻すのも今作が初めてかなー(汗)。
下記に書いたように福島公演では「ここは何処なんですか?」という島太郎の問いに対する竜王の答えが「ここは海の中じゃ」だったので、そこで笑いが起きず竜王が登場してから島太郎が退場するまで笑いが一切無かったのですが、高松公演では公演場所(高松)を言って笑いを取るものに戻っていました。
笑いが無いとテーマやメッセージがより観てる側に伝わるけど、笑いを期待して観にきた方には退屈に感じてしまう。
この辺のバランスが今までと違っていて、これが感想が揺れる要因なんじゃないかなーと思っています。

高松公演から変わった部分に関しては、東京公演をご覧になられる方もいらっしゃるので来週以降に。
個人的にかなり大きな変更だと思うので、東京公演に行かれる方はお楽しみに。
それまでは福岡公演から津幡公演までのレポと差し障りない感想を書こうと思います。
あ、そうだ、ラストの件は「I」からずっと毎回好きなのですが、「V」のラストの島太郎とおと姫が現代で再会するシーンもとても好きです。
今までと少し違って何か映画のラストシーンみたいなんですよね。
希望はあるんだけど、ちょっと切ない。
観ていて一瞬映画の「天国からきたチャンピオン」のラストシーンが頭に浮かんだのは、劇団SHA.LA.LAの後遺症かもしれません(笑)。

「V」で個人的にツボだったのは、何といっても扇丞さん(笑)。
福島公演では「六地蔵」で後見として登場したのですが、福岡や長崎や高松の後見の吉住さんと違って2回目の道具を持って登場した後は座長の隣で後見として最後まで座ってました。
ちなみに、輪島と津幡では平子さんが後見でしたが、吉住さんと同じく2回目の道具を持って登場した後退場しました。
「ドラゴンキャッスル」ではニート役で登場したのですが、恥ずかしいのかずっと照れ笑いをしながら踊ったり魚の動きをしていて可愛かったです(笑)。
輪島と津幡では慣れたのか照れ笑い無しで踊ったり歌ったりラストにダンドリーに餌を貰ったりしていました(笑)。
そういえば、「III」の東京公演で万蔵さんとWキャストで演じた信長もすっごく可愛かったなー。

個人的には今回のブラッシュアップは成功したんじゃないかなーと思います。
やっぱりキャスティングって大事ですね(笑)。
座長は亀さんの方が合ってるなーと思いました。
華麗なダンスが観れないのは残念ですが(笑)。

いやー、もう今日1日ずっとこのフレーズが頭の中で鳴りっ放しで困りました(笑)。
今回の「VI」ですが、個人的には新しい試みというか次のステージに入ったのかなーと思いました。
今までみたいに誰もがずっと大笑いというものではない古典、その古典をもどいたものは森さん作のものから中村さん作のものに。
そして、初の過去の作品のブラッシュアップ。
今回の「Ⅵ」を観て作り手の南原さん達が目指すものがちょっとだけ垣間見えた気がしました。
まぁ、見えたというのは思い込みで実際は見えていないのかもしれませんが(笑)。

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