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簡単な感想とレポのブログ

「現代狂言」III、IV、V、VI、VII、VIII、IXと「HUG!~ステレオサウンズ」の感想やレポ

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兎にも角にも、やはり、尻尾ですよ、尻尾!(笑)
可愛過ぎる(涙)。

今回は今までの中で一番、作り手としての南原さんの凄さを感じられた舞台だと思います。
いや、だって、普通、ネットの「セカンドライフ」と「古事記」や「日本書紀」は結び付かないでしょ?(汗)
観客参加が3段階の雨音というのにも思わず唸ってしまったなー。
サルヒコの言ってることが一々頷けるというか、似たようなことを後輩に言ったなー(笑)とか思いつつ観てました。
天岩戸に天照大神に猿田彦ときて、『ああ、だから2月に松阪市で公演があるんだー』と最後に謎が解けたのも良かったです(笑)。
このプログは、ポツリポツリと1人語りのような感じでちょっとずつでも更新できればと思っています。


遅れて入ったのでプログラムを見たのが休憩時間だったのですが、サードライフの役名を見て思わずニヤリ。
平子さん、「ざいはらぎょうへい」だよー、「千早ふる」だよーと(笑)。
いや、多分、関係ないとは思いますが、南原さんのことだからひょっとしたら・・・と思ったり(笑)。
それとは別に、在原業平って男前だったそうなので、平子さんにピッタリだなーとは思いました。


レスです。
本当にしっぽは可愛かったです!(涙)
観る側にいろんなことで深読みさせてしまうのが、作り手としての南原さんの凄さかもしれませんね。
どんな形でも感想を聞かせて頂ければ、それだけで嬉しいです♪
舞台の魔物は金沢公演では彦麿呂さんに(笑)。
総理の病室に入った頃に彦麿呂さんの袴の後がずり落ちていて、彦麿呂さんが後を向く度に客席から笑いが。
本人曰く、自分で裾を踏んでしまったからだそうです。
彦麿呂さん達3人はその後も何も無かったように続けていましたが、太郎の口癖を問う辺りに唐突に後見役の扇丞さんが登場し、彦麿呂さんの袴を直していました(笑)。
いやーそれにしても、今回「III」の扇丞さんは個人的にツボだったなー。
信長役の時のアップアップ状態も可愛かったし、昨夜のジョニ男総理のアドリブに下を向いてずっと笑っている姿もとても可愛かったです(笑)。
彦根公演は当然ながら彦根ネタやひこにゃんネタが多かったです(笑)。
彦麿呂さんと嶋さんもひこにゃんのことを入れてたし、「理不尽大魔王の無茶振りコーナー」でハチにひこにゃんの真似をさせたり、滋賀三大名物と三大有名人を言わせたり。
あ、金沢公演では石川三大名物でした。
ピラミッドの金の鯱も兼六園の松だったなー。
それより、金沢では座長の松井秀喜選手押しの凄さには笑いました。
いや、とっても座長らしいんだけどね(笑)。
他所様の感想で初日と東京楽日でテンポ等が変わったというのを読みましたが、東京2日目と金沢公演ではそんなに大きな差は無かった気がします。
初日が終わって2日目には彦根の楽公演の形に近くなったということになるのかな?
昨年の「II」は高松公演の次の島根公演で大きく変わったところがあったのですが、「III」は最初から完成度は高かったということなのかもしれませんね。
私の中で強い印象を残した福岡公演。
皆々様と一緒に座長のお誕生日をお祝いできたというのもありますが、凄かったのがお祝いの後の演者の方々が場内を回る時。
いつもお世話になっているブログサイト様が千葉公演での様子を書いてくださっていましたが(ありがとうございました 平伏)、福岡公演も同じように無法地帯状態でした(笑)。
他の会場と違って通路が多いというのが関係しているのかは解りませんが、席を立って通路に出て握手をしたり写真を撮りそのまま席に戻らず出口へ向かう観客がとても多く、演奏終了後に楽士のお2方を拍手で送った観客が少なかったんですよ。
岐阜公演の時も席を離れてステージ前や通路に駈け寄って握手を求めるマナーの悪い観客が数名いましたが、福岡公演の比ではないです。
いや、演劇やライブや落語会等でも時間の都合や事情があってカテコ途中で退場する観客はいるのでそれ自体に関しては何とも思いませんが、福岡のあれは無いわー(涙)。
何より楽士のお2方に失礼ですよ。
特に、山下由紀子さんにとっては現代狂言デビュー公演で、一生懸命良い音を奏でて良い舞台にしてくださっていたのにと、本当に申し訳なく思いました。
大勢の方々と一緒に♪はっぴーばーすでー♪を歌ってお祝いできてすごく幸せだったのに、最後の最後に後味の悪い公演となってしまい、とても残念でした。
今回の地方巡業は、どうも金曜や土曜の公演がリハで翌日の公演が本番というような感じみたいですね(笑)。
熊本と千葉の公演を観ていないので違っているかもしれませんが、名古屋と福岡と松阪ではハプニングやセリフ間違いが結構あったけど、岐阜と山梨では間違い無し状態だったので。
凄いなーと思うのは、今日のハプニングが次の公演時にはネタとして組み込まれているところですね。
だから、多分、間を空けて久しぶりに観る方がより楽しめると思います(笑)。

福岡公演での観客のマナーのことを書きましたが、松阪は観客の半分位が席から離れて通路に出て出演者をもみくちゃにする状態でした。
それでも、写真を撮ったりする観客は殆ど無かったですし、通路に出てもその場に留まった観客が多かったので演奏終了後に歓声付きの大きな拍手がありました。
昨日の山梨は、席を離れて通路に出て退場という観客は少なく、演奏後は場内に大きな拍手が響きました。
何かねー、土地柄とか県民性というものが出るのかなーと思いました。
日本の中で一番無法地帯状態になるのは、多分大阪なんだろうなーと思ったり(笑)。
あ、関西じゃなくて大阪ですよ。
京都や兵庫の人間は大阪のオバチャンに勝てませんから(笑)。
能楽堂には魔物が住んでいる・・・のかどうかは解りませんが(笑)、名古屋も福岡も座長のセリフ間違いがありました。
福岡では、ハチの自分探し発言に対する「怖ろしや~怖ろしや~」の件で、「才能は探すものではなく磨くものなのに」というセリフが「才能は探すものではなく見つけるものなのに」。
私が「一緒だよ!」と心の中で突っ込んだのは言わずもがな(笑)。
そして、名古屋。
まず、舞対決の時に「上手くできた方に20ハピをあげよう」が「100ハピあげよう」に(笑)。
そして、理不尽大魔王が登場して石本くんに「ここはユートピアなんだよ、出ていけよ」と押されるところで、「ユートピアだろうが何だろうが、どの世界にも理不尽は付き物じゃ」のセリフが「理不尽だろうが何だろうが、どの世界にも理不尽は付き物じゃ」。
多分、舞台の上の方々もそうだったのではないかと思いますが、思わず心の中で「ええー!?」と叫びました(笑)。
その後続けて「ユートピアだからって安心するではないぞ」というアドリブで、平子くんの「そなたの言い分はあるのじゃろうが、この世には道理がある理がある」というセリフに繋げていましたが、「さすがは座長!」と言って良いのか悪いのか・・・(笑)。
あと、能舞台は滑り易いようで、名古屋も福岡も舞台の上で滑っていましたね。
福岡では座長とのチャチャチャで平子くんが滑っていましたし、名古屋では信長が「敦盛」を舞い出しサルヒコが「お止めくださいませ」と止めにいくところ、信長に掃われてサルヒコがクルリと回るところで滑って転んでいました。
頭を打ったようで、「お止めくださいませ」と言いながら後頭部の髪形を直していました。
冬公演は東京、名古屋、岐阜、福岡、松阪、山梨、若狭、群馬の8公演を観ましたが(笑)、良い悪いを抜きで私の印象に残っているベスト3は松阪、若狭、群馬です。
もちろん、福岡は誕生日という特別の日という意味で印象深いですし、他の公演もそれぞれ地方色が出ていたのですが、やはり、別格の楽公演(群馬)と他の地方とは違った松阪と若狭が個人的により記憶に残っているかなーと思います。
岐阜と山梨は観客のマナーも良かったですし、全体的にとてもスッキリまとまっていたという印象があります。
岐阜は大きな間違いがあった公演(名古屋)の翌日というのがありますし、同じように山梨は前日の公演(松阪)が他と違ったというのが大きい要因かもしれません。
でも、理不尽魔王コーナーのアドリブ部分は、岐阜と山梨の方が名古屋や松阪より多かったんだよなー(笑)。
松阪公演話。
高知・名古屋・岐阜の週と福岡・熊本・千葉の週に比べたら2公演なので楽なのかなーと思っていたのですが、冒頭の挨拶で前日20日(金)は夜11時までイロモネアの収録をし、朝8時の新幹線に乗って松阪入りしたと聴きビックリしました。
ちなみに、挨拶では以前ロケ(日本語王SP)で来た時に食べたけど美味しいですねー、今回はまだ松阪牛を食べてない、弁当が出たのでやったーと喜んだら天ぷらだった・・・と愚痴のような話が(笑)。
よっぽど松阪牛が食べたかったのか(笑)、理不尽大魔王の無茶ぶりコーナーでも石本くんに松阪牛のマネをさせていました。
その後に「回転焼肉」をやれと指示するのですが、石本くんは「回転焼肉」がどんなものか知らなかったようで、舞台の上に横たわって丸焼き状態でそのままゴロゴロと回転していました。
正しくは、回転寿司の皿の上の寿司が焼肉用の肉というのが回転焼肉なんですけどね(笑)。

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