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簡単な感想とレポのブログ

「現代狂言」III、IV、V、VI、VII、VIII、IXと「HUG!~ステレオサウンズ」の感想やレポ

カテゴリー「現代狂言IXの感想&レポ」の記事一覧
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毎年書いてる現代狂言の新作に対しての感想の「そうきたか」ですが、今回はそこまで原点回帰しちゃうの!?でした(笑)。
いやもう、すっごく懐かしかったー。
読売新聞やプログラムの万蔵さんの挨拶には旗揚げ公演の「連句」の続編的だったり作り直しだったりと書いてありましたが、それにプラスIIIの「サード・ライフ」も入ってましたからね。
大神様は天照大神だったのか?と思ったり(笑)、ラストの交差する動きはIIの「TANE〜種〜」の逆回転の動きを思い出させたりといろいろ楽しかったです。
今迄のように培ってきたものに新しいものを加えて作っているのは同じですが、今作のようにとても良い塩梅で昔の作品の良いところを使って作られると、こちらとしてはもう参ったとしか言えません(笑)。
もちろん懐かしいだけでなくきちんと「今」を描いた作品で、9年という時間をかけたからこそできた台本であり演出なんだろうなと思います。
そして、相変わらずツボを付かれるテーマ。
南原さんらしい南原さんにしか描けない世界だなぁと感動しました。
久しぶりに南原さんが大好きだーと叫びたかったくらいです(笑)。
あと、南原さんの人も物も全て変わるということへの受け止め方が、真摯で厳しいんだけど柔らかくて素敵だと思いました。
古典狂言の「棒縛」は素人でも大変だと分かるものですが、それを涼しい顔をして演じてる南原さんの格好良いこと!
ただ、新作でも回ったり踊ったりと動きが多いし、いくら南原さんが身体能力が高いとしてもさすがに大丈夫なんだろうかと思わず心配してしまいました。
今回は脇正面の橋掛り側の席がかなり美味しいですが(笑)、実は私も南原さんが座る柱の真横の席に座ることができました。
いや、あそこは正面の最前列より近くてヤバイ席ですよ(笑)。
かなりくるくる回った後だからか、南原さんが演技しながら息を整えているのが良く分かりました。
同世代としては歳だしというのがあったりするのですが(笑)、私達とは鍛え方が違う南原さんがあんなにハアハアしているのを間近で見ると、いかに大変な舞台なのかを痛感しました。
IXがいつもより公演数が少ないのは南原さんをはじめ出演者のスケジュールの都合かなと勝手に思っていたのですが、ひょっとしたら体力とか身体の負担とかを考えてなのでは?と思ってしまう今回の公演です。

今回はホールバージョンということで、いくつか演出を変えたところがありました。
一番大きく変わってたのは南方朔と平均君の橋掛りでの場面。
千秋楽の板橋公演に行かれる方の楽しみを奪ってしまうので詳しくは書きませんが、私は上手く変えたなーと思いました。
それから、「スマホ」のダンス大会の万蔵さんの舞いの終わりで南原さんがタンゴを踊り出して、万蔵さんも一緒にタンゴのポーズを取っていました。
最後の交差する集団行動の場面、国立能楽堂では無言で動きのみでしたが、今回は「ヤバイヤバイ」等セリフが歌のように入っていて、ちょびっとミュージカルっぽかったです(笑)。


福島の観客の方々はとてもノリが良くて、全体的に拍手が多く集団行動の斜めに交差するのが上手くいった時も大きな拍手がありました。
あと、最後の交差の後に一列に並ぶ時、間に合わなかったのか万蔵さんが慌てて南原さんの隣に入っていました。

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